北海道に海はない

ボイメンナゴヤドーム応援チャレンジをしていたブログ

初めてペダステを観に行きました

ボイメンの勇翔くんが出演するということで、初めてペダステを観に行きました。この期間に初めての現場に参加するということも中々ないので備忘録書こ~!となりました。

 

※舞台のネタバレがあります。

 

観劇前のペダステおよび弱虫ペダルに対する私の知識やステータスは以下の通りです。

戦国鍋TVに出演していた村井良太さんや鈴木拡樹さんが出演していたことがあるらしい(いつの情報?)。

・車輪はないらしい。

・脚本と演出は、ロボ・ロボや破壊ランナーの西田シャトナーさん。

・原作は2年くらい前に一回読んでいる。単行本はSPARE BIKE含め新刊が出るたびに読んでいるが、正直インターハイ2年分の記憶はほぼない(MT編は鮮明)。

・アニメもほぼ見てないので、動いているキャラクターをほぼ見たことがない。

・小野田君と同様、巻島さんに憧れている。今は手嶋さんが好き。

 

有名な2.5次元舞台にボイメンが!?弱虫ペダル!?!?!?すごい!めでたい!!!めでたいね!!!原作を読んでる今、勇翔くんが出る今回、これはついに私のペダステデビュー戦なのでは!?と、見に行くことを決めました。

 

※以下舞台内容のネタバレをします。

 

劇場に入ると、舞台装置がドーン!と見えるのですが、こういったしっかりした舞台装置を見る頻度がぐっと下がったので、うわ~劇場に来たな~感が懐かしい。先入観もあるかもしれませんが、装置の素材感や構造に、観たことのあるシャトナーさん作品っぽさを感じました。

舞台装置のひとつに可動式の坂があって、これが動いたり、場所が変わったりすることで、情景の変化を見せたり、立体感を引き立たせたりする工夫が面白かったです。劇中でキャストさんやパズルライダーさんたちがこれを一生懸命動かしているのですが、人の力で舞台を作っている感があるし、動かしている人同士のアイコンタクトが見えたのもリアルタイムで舞台が作られているんだな~というパワーが伝わってきて、全体を通して印象に残っています。

公式Twitterのフリートにも説明がありましたが、実際は自転車に乗っていないところを乗っているように見せる工夫がすごくて、人が本気で走っている動作をしながら後ろに下がったり、並んで走っているムーブも外側を走る人が運動量増やして列を崩さないのに躍動感ある見せ方をしていたり、かなりすごい技術なんだな~と。

 

本編に入ると、まず小野田くんが出てきて、そこからずらーっと他のキャラクターたちも出てきてくれたんですけど、群唱がめちゃくちゃ聞き取りやすい!あれ、録音じゃないですよね???相当練習したんだろうな~!と思っていたらみんなが自転車に乗って走り出すんですけど、すごい数のスタイリッシュなお尻が並んでてちょっとおもしろかったです(おもしろがるな)。

全員で走ってるの見てると、巻島さんだけ自転車の乗り方が違う!!!ピークスパイダー!本物だ!(?)本物がダンシングすると、髪の毛そんな風に揺れるんですね…美しいですね…SUKIです巻島さん…。短髪の1年生巻島さんもコミックスから出てきたみたいなリアルさでかわいかったです。

 

福富編や荒北編などでずっと福富さんの出番が多かったのですが、出てくる度にオーラで「俺は強い!!!」って言ってきてるような気がするほど、強かったです寿一の存在感。福富編終盤で、偽福富の背後に出てきた福富さんと新開さんの存在感が強すぎて、ズン!!!って登場した効果音が見えた気がしました。あいつらは強い。

そんなに強い寿一なのに、荒北編にさしかかって荒北さんが着替えのために捌けると、「序盤は俺に任せろ!」と言って突然リーゼントのカツラをかぶり、ヤンキー時代の荒北さんになり切ってくれます。寿一、楽しそうじゃん…かわいいね…寿一。

 

リーゼント寿一が捌けると、リーゼント荒北が出てくるんですけど、時人さんヤンキーの恰好めっちゃ似合う…!かっこいい…!荒北さんってそういう喋り方なんだ!こういう表情してた気がする!とキャラクターの再現性がすごかったです。

ボイメンと共演する機会が多くて、親近感のあるかっこいいお兄さんという印象を元々持っていたのですが、時人さんのコミュ力の高さと、荒北さんの面倒見の良さ的なところがイメージ合うな~と思って見ていました。あと前髪降ろしてるときメチャカワイイ。

 

一応単行本でSPARE BIKEを一通り読んでいるんですけど、呉南の話が一番好きでそれが見られたのがかなり嬉しかったです。喧嘩のシーンも臨場感あってハラハラしたし、装置を動かしてるパズルライダーさんたちも怯えている演技をちゃんとされていて、世界観作りが徹底されてるな~と感じました。待宮くんと井尾谷くんのいがみ合って、認め合って、助け合うまでの表情の推移とかも見ててかなりおもしろくて、待宮編はいつかカナちゃんのとこまで見てみたい。

 

それから石垣光太郎さんのお顔がかわいくて新しい扉を開けた気がしました。京都伏見の話するぞ!ってなったから出てきたのに、先に呉南です!って遮られてしまったのですごすご帰る石垣くんめちゃくちゃかわいかった。明早大編で、スーパーでりんごに話しかけてしまう石垣くんも、新開くんに夕飯をごちそうしてもらう石垣くんもかわいすぎた…。福富くんや新開くんと比べると少し小柄なんだね…。顔がかわいいですね…。

 

君沢ユウキさん、お名前は何度もお聞きしたことがあったのですが、初めて舞台に立たれているのを拝見しまして…とにかく存在感がすごかった。若い金城さんが目指したのはここなのか~という説得力。声量だったり下半身の筋肉量だったり、ベースで持ってる力がすごくて、小関さんの強さを物理的にも見せつけられました。その後演じられた部室の壁も強さしかなかったです。壁…めっちゃおもしろかったな壁…。

 

今日出演されていた中では勇翔くんのことを一番見たことがあったので、最初は勇翔くん~という気持ちで見ていたのですが、物語が進むにつれて本当に福富寿一に見えてくる体感がおもしろかったです。寿一…!となってたところで、最後の恋のヒメヒメ☆ぺったんこではじける勇翔くんに引き戻してくれて、荒北さんが「福チャンの方見るとだめだわ」っておっしゃるほどニコニコぴょんぴょんしてて、振付ちょっとずれてて微笑ましかったです。

ヒメヒメは巻島さんがちょっと無気力なのもかわいかった。観に行くまでは結構フラットというか、ボイメンを観に行く~みたいな気持ちだったのですが、結局私は巻島さんが好きなのだ…と改めて気づかされましたね…。


世の情勢による延期もありましたが、上演されることになり、運よく見に行くことができました。このまま千秋楽まで無事終えてほしいです!

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